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ご挨拶

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諏訪清陵高等学校同窓会
会長 中村  博

令和4年6月吉日

 会員の皆様方には、日頃から母校の発展に対しまして、深いご理解とご支援をいただいておりますことを厚く御礼申し上げます。

 今年は、昨年末のコロナウイルス収束の期待が年初からのオミクロン株の急拡大により、打ち砕かれ、引き続きコロナ禍での生活を余儀なくされております。ここへきてようやく感染拡大が落ち着いてきましたが、まだまだ日常を取り戻すには時間がかかりそうです。

 すべての生活において、変則な対応を余儀なくされて足掛け3年になります。

 日常を取り戻すには不安もあり、恒例の定期総会は今年も自粛することに致しました。

 従って総会の決議事項は幹事会の書面決議により対応し、皆さんが1番楽しみにしていた懇親会は中止といたしました。しかし、「同窓会としての結束」、「会員相互間の繋がり」が希薄になることを心配し、昨年同様に今年も例年行ってきた6月の定期総会日にオンラインイベントという形式を取り入れ、オンライン講演会・グループ討論会を行うことと致しました。

 今後どうなるかはコロナ次第ですが、先行きが見通せない状況下、しばらくはオンライン形式を取り入れた総会と従来型の総会のハイブリッドでの同窓会の活動を考えております。大勢の皆さんの参加を期待しております。

 生徒達の学習活動も徐々にオンライン学習との併用が定着してきていますが、やはり様々な面で、学習活動に今までと違った制約が出てきているのも事実です。このような時こそ、同窓会が母校そして生徒達をしっかり支援していく時だと考え、一昨年より、特段のお願いを申し上げた処、大勢の同窓生より後援会費を納入いただきました。心より感謝申し上げます。

 この人類を襲ったコロナによるパンデミックそして猛威を奮い始めた気候変動、AI等のテクノロジーの急激な進化により、これまでの常識が一瞬で過去のものとなってしまう時代に突入しております。国家、社会、経済のあらゆる分野で既存の枠組みで軋みが始まっているように思われます。

 このような今まで人類が経験したことのない苦境を乗り越え新しい時代を切り開いていくのは、一にも二にも教育の力だと思います。

 コロナ禍で学習活動には、大変厳しい環境下にありますが、清陵の中高一貫教育は、着実に成果を上げてきております。この中高一貫教育の更なる充実により、新しい時代を切り開いていける人材を一人でも多く輩出されることを願っております。

 引き続き同窓会としても支援して参りたいと考えておりますので、皆さんのご協力よろしくお願いします。 最後に会員の皆様方の益々のご活躍とご健勝をご祈念申し上げます。

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